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石平さん、新型コロナで窮地の習近平を救った「怪我の功名」

新型コロナで窮地の習近平を救った「怪我の功名」

<コロナ禍で風前の灯火だったはずの習近平政権はなぜか権威を回復。一党独裁体制はむしろ強化された――習礼賛報道から浮かび上がる中国と世界の今後の姿>

5月15日、上海春秋発展戦略院という民間シンクタンクが開設するニュースサイト観察者網が「疫病との闘いに成功し、中国人民は自分たちの指導者をより一層信頼する(抗疫成功,中国人民更信任自己的领导人)」と題する長文の寄稿を掲載した。

執筆者の李世黙氏は名門・復旦大学中国研究院の研究員で、上述の春秋発展戦略院の研究員も兼任している。この原稿はもともと英語で書かれ、5月14日に米フォーリンポリシー誌の公式サイトで公開された(Xi Jinping Is a ‘Good Emperor’)。原稿の中国語版が観察者網で掲載されたところ、環球時報など国内の著名メディアも転載し、中国国内では広く読まれた模様である。

寄稿の内容はそのタイトルの通り、中国の指導者、すなわち習近平国家主席その人を褒め称えるものだ。

寄稿はまず、「抗疫=疫病との闘い」において、中国は党の指導による挙国体制の下で奇跡的な勝利を収めたと賞賛的に記述した上で、記事の中での習近平の行動や役割について次のように述べている。

「1月28日、習主席はWHOのテドロス事務局長の会談を利用して、疫病との闘いは自分が直接に責任を取ることを全国民に告げた。その時には、中国の民衆は暗澹たる未来に不安を抱き、指導者はかつてない大きなリスクと圧力に直面していた。しかし機会主義的な考え方や責任回避は、もとよりこの指導者の性格には合わない。(その時点では)武漢と湖北省全体に対する都市封鎖の意思決定がどのような結果をもたらすかは全く予測できない。このような意思決定は彼1人しかできない。それがもたらす結果への責任も彼しか背負うことができない。そして今から見れば、彼の下した(武漢封鎖)の決定は国家を救った。

彼は一連の中央政治局会議を主宰し、政策の指示を出し、それを公表した。彼はマスクをつけてテレビに現れ、最前線の17万人の政府幹部とボランティアを相手にテレビ会議を開いた。彼は全国民の前で疫病と戦う人民の戦争を自ら指揮したのである」

以上が観察者とフォーリンポリシー誌に載った習近平に対する賞賛の文面だが、そこでは習近平は、国民が未来への暗澹たる不安を抱く中で、すべての責任を一身に背負って果敢な意思決定を行い、国を救った英雄的指導者として描かれている。

5月20日、新華社通信と並ぶ国営通信社の中国新聞社も公式サイトで「抗疫」における習近平の功績を讃える長文の記事を掲載したが、記事は冒頭からこう書いている。

「疫病を迎撃した最初の国として、中国が巨大な犠牲を払ってコロナウイルスの感染拡大を有効的に封じ込めた。この成功の背後にあるのは、最高指導者の習近平主席が『人民第一』に基づいて行なった歴史的選択であり、世界の公共衛生史上前代未聞の動員である。

14億人が参加した疫病との戦いにおいて、習主席は自ら指揮をとり、自ら采配を振るった。(主席の)挙動の1つ1つがテレビやネットで映され、人々に深い印象を与えた。その場面の1つ1つは歴史の記憶に、そして国民の心の中に刻み込まれた」

このように始まる記事は、続いて前述の観察者網記事と同様、武漢封鎖という「歴史的英断」を下したことや17万人参加のテレビ会議を主宰したこと、あるいは習近平が自ら武漢に赴いて視察したことなどを取り上げ、それら「歴史的場面」における習近平の采配ぶりを回顧しながら、彼の奮闘と決断がいかにして中国の人民と国家を世紀の大災難から救い出したかを縷々述べていく。この描写から浮かび上がってくるのはすなわち、人民を愛し国を愛し、優れた決断力と指導力を持ってこの国を救った英雄的な習近平像であり、中国という大国に相応しい偉大なる指導者像である。

以上は、5月中旬の時点で中国の国内メディアで流行っている習近平礼賛の例だが、これらは断片に過ぎない。習への手放しの絶賛は今、中国官制の言論空間にあふれている。(引用ここまで)

新型コロナで窮地の習近平を救った「怪我の功名」
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北京は全人代の後、真っ昼間なのに真っ暗になり、稲光が走ったらしい。

もはや天変地異が当たり前のように起こるようになってきた。

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中国はもう既に内部で天安門事件当時に匹敵するぐらい各国の対中国意識が悪化しているという調査が出ているらしい。

だがもはや誰も止めようとしない。

むしろ煽っているようにさえ思える。

もう世界が云々というより、中国が望んで地獄へ落ちていっているようだ。

香港に「国家安全法」が制定されたらしい。

一国二制度は当然ながら崩壊する。

アメリカは強硬な手段に出るかも知れない。

ロシアが反中の姿勢を示したら、中国はもうイランぐらいしか味方がいないのではないか。

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